まつり紀行2012

平成24年3月18日(日)半田市乙川まつり〜本楽2


今年西山「神楽車」に彫刻が追加されました.
その作品はなんと壇箱の下に!
とても見づらく、撮りづらいところに・・・

梶棒の脇から撮ってみました.

許可をいただいて、壇箱の下に潜り込むと鯉と龍の彫刻が
中国の伝説に、龍門という急流を登りきった鯉は龍になるという伝説があります.
これが「登龍門」の語源だと言われていますが、この彫刻はその鯉から龍になる様子を表現したものだそうです.
つまり、神楽車の持送りは「鯉の瀧登り」です.その鯉が登竜門を経て龍になったのだと.
神楽車の上を見ると高欄には龍の彫刻があります.また上山の天井にも龍がいます.


高欄と上山天井(皿天)の龍.いずれも彫常(新美常治郎)の作.

囃子の音が聞こえてきました.

浅井山

南山


御幣です

御幣を受け取り上山に飾ります