まつり紀行2012

平成24年4月8日(日)大垣市大垣祭やま特別曳揃え1

岐阜県大垣市のやま(山車)13輌が70年ぶりに曳き揃えられました.

大垣祭りは城下の総氏神八幡神社の祭礼で、往時は13輛のやまが曳き廻されていました.
明治24年に発生した濃尾地震や、太平洋戦争の戦災で多くのやまを失いましたが、現在では11輛のやまが復活しています.

そして今年(平成24年)は残る2輛の中町の「布袋やま」と俵町の「浦嶋やま」が復活し、13輛のやまが揃うことを記念して、また「奥の細道むすびの地記念館」のオープニングに合わせ、同館に13輛全てのやまを曳き揃え、掛芸の披露が行われました.



大垣城は枝垂れ桜が綺麗に咲いて

会場に向かう宮町「猩々やま」です

満開の桜で両岸に並んだやまがまったく見えません.



待機するやま

船町「玉の井やま」装飾がとても豪華なやまです

堆朱の柱と「蜃気楼」の彫刻                     螺鈿の龍

貝尽くしの錺金具

瀬川重光の彫刻は四君子と四神