まつり紀行2016

平成28年3月20日(日)知多市北粕谷花王車お披露目

知多市北粕谷の八社神社祭礼に曳き廻される山車「花王車」の修復が終わり、お披露目が行われました.
この山車は江戸中期の文化年間に半田市亀崎西組で建造されたもので、現在亀崎潮干祭で曳かれる「花王車」の先代にあたる山車です.
西組から半田市板山地区の大湯組に譲渡され、さらに昭和2年(1927)に当北粕谷地区が購入しました.
山車の老朽化等で祭礼時にも境内で飾られるのみでしたが、順次修復が行われ2014年に再び曳き廻しが復活しております.
写真撮影:ジャニ男様


花王車の全景です

八社神社境内

今回修復された前山部分

壇箱 「近江八景」

前山四本柱の「巻龍」と脇障子「獅子の谷落とし」です
六代目彫長こと早瀬長兵衛吉政作





前山で演じられる亀崎西組のからくり人形

亀崎西組の方々

北粕谷では山車の方向転換はこのように
山車後部を担ぎ上げて行われます