まつり紀行2012

平成24年7月22日(日)三重県亀山市関宿夏まつり1

東海道47番目の宿場町「関」の関神社の夏まつりです.最盛期には16輌の山車があり、家々の軒先をかすめ、人ごみをかき分けて巡行する様から「この上は無い、精一杯である」という意味で用いられる『関の山』の語源になったといいます.
現在は木崎町、大裏町、中町三番町、中町四番町の山車が旧東海道を中心に曳き廻されます.
山車は台車(土台)から上が可動する構造になっており、高速で何回転もする「屋台回し(舞台回し)」は関宿まつりの見どころになっています.




中町三番町、嘉永年間の建造と伝えられます

木崎町.現存する4輌の中でも最大級の山車で、屋根の無い二層露天式です.
大正年間に滋賀県水口から購入と伝えられます.

木崎町の曳行光景です




坂の多い関の町です.下り坂は後ろからも綱を出して.

東の追分で舞台回しです.


高速で回転する様子は写真でなく動画の方がわかりやすいでしょう.



最初に停止した方向と前後を逆に固定します.
つまり、180度方向転換したことになります.

山車の台車部分です.
方向の微調整は前に出た一本の棒で
90度向きを変える時は中心部からジャッキが出て回転します.