まつり紀行2012

平成24年7月29日(日)大阪府太子町科長神社夏祭り本宮1

大阪府の東端、南河内郡太子町は近在には聖徳太子御廟所、推古天皇陵、用明天皇陵、敏達天皇陵や遣隋使で有名な小野妹子の墓など飛鳥時代の陵がひしめく歴史香る町です.
この太子町の科長(しなが)神社の夏祭りに5輌のだんじりが登場します.
ここ南河内地方のだんじりは岸和田に代表されるような高速でカーブを曲がる「やりまわし」はありませんが、だんじりを前後や左右に傾ける「しゃくり」や、曳行中にだんじり囃子に合わせて唄う「曳き唄」が特徴です.


まずは動画をご覧になったほうが判りやすいかもしれませんね.



科長神社です

科長神社の上に小野妹子の墓があります.
暑くて階段を昇っていく勇気がありませんぬ.

聖徳太子です

9時、永田町のだんじりが鳥居をくぐって宮入です.

担い棒で後部を担ぎ上げ

当地方唯一の岸和田型だんじりで後部に祭禮旗を掲げます.

明治28年建造

左右にもしゃくります



後屋は船だんじりです.
山間部の太子町になぜ船なのでしょう.