大阪府の東端、南河内郡太子町は近在には聖徳太子御廟所、推古天皇陵、用明天皇陵、敏達天皇陵や遣隋使で有名な小野妹子の墓など飛鳥時代の陵がひしめく歴史香る町です. この太子町の科長(しなが)神社の夏祭りに5輌のだんじりが登場します. ここ南河内地方のだんじりは岸和田に代表されるような高速でカーブを曲がる「やりまわし」はありませんが、だんじりを前後や左右に傾ける「しゃくり」や、曳行中にだんじり囃子に合わせて唄う「曳き唄」が特徴です.