令和2年の年頭にはここまで影響を及ぼすとは思いもよらず、あっという間の新型コロナウイルス蔓延。
春祭りからの山車曳行の自粛がついには秋まで続き、結局山車祭りが一度も行われないという最悪の事態となりました。
このサイトは『尾張の山車まつり』ですから山車祭りが行われなければ看板を下ろすしかありません。
祭り自体がなく、個人的にもできる限り外出を控えておりましたが、それでも情報を下さった(或いは縁のあった)ところのみは出かけておりました。
が、理にかなっていないところは行かない。そして部外者として遠慮すべきところへも行かない。
感染対策とか山車を見るだけでこんなに気疲れするとは!
でも、令和2年の記録だけは最低限残しておきたかったです。
このまま令和2年を無かったことにしてはならない。
そして令和2年を忘れてはならないと思います。
我々はこの1年で色々なことを学びましたし、これまで当たり前のように行われていた祭りを考えそして反省する機会が与えられたのかもしれない。
令和2年に僅かに出会えた山車の数々、しかしその大半は動かぬ山車でした。
寂しくてもこれが現実。
例年とは比べようもありません。期待に添えないかもしれませんが2020(令和2年)のまつり紀行です。