神武天皇東征の折、天皇が当地の天神岬(現在の洲の崎)に上陸した際に里民が桟を掛けて奉迎したことから、この地を「神嵜」と称し社を建ててお祀りしました。
これが現在の神前神社の起源とされています。
この故事に因んだのが秋の例祭「棧掛祭(はしかけさい)」です。
現在5月に行われる潮干祭の山車は文政10年(1827)までは旧暦8月15・16日の棧掛祭に曳き出されていましたが、祭礼日前後が7年にわたって暴風・高潮だったため神籤によって翌文政11年から棧掛祭と山車曳行は分離され、山車は旧暦3月15・16日に曳き出されることになりました。
以後も棧掛祭(現在は10月第3週)は神前神社の例祭として行われていますが、今回195年振りに棧掛祭に山車が登場することになりました。
また、前日22日にアイプラザ半田にて全国山・鉾・屋台保存連合会総会/祭屋台等製作修理技術者会研修会の亀崎大会が開催され、参加者に亀崎の山車を見ていただく現地視察研修が亀崎で開催されました。
7:10 田中組のサヤが開きました
受付です
必須の手指消毒と検温
7:30 神楽車が曳き出されました
西組神楽車です
7:50 花王車が曳き出されました
8:10 中切組力神車はまだサヤの中
東組宮本車
サヤから曳き出されると追幕を飾ります
石橋組青龍車
中切組力神車
西組花王車がやってきました
田中組神楽車